名古屋ウィメンズマラソン
安藤選手優勝おめでとうございます。
って、日曜日の試合をいまさら感ありますけど。いや、素晴らしい走りでした。もちろんパリオリンピックがかかった大会で、記録がどうとかいうのはあったでしょうし、重圧も相応なものだったと思います。これは安藤選手だけではなく、鈴木選手、加世田選手、その他の選手にとってもそうだったと思います。前田選手の記録が日本新記録でしたので、ここを超えるとなると、無理ではないにしてもそう簡単に超えられるものではありません。そりゃそうだ。
しかし、記録云々もありますけど、ただ単純にみている側としてはおもしろかったと。安藤選手の最後のスパート、鈴木選手の粘り、感動するでしょ。加世田選手、最後伸びが足りなかったかと思いますが、まだまだ若いですから、これからも挑戦を続けて頂きたいと思います。
にしても鈴木選手に水を渡すところなど、人間的にも素晴らしい選手ですね。記録や順位はそこを競い合っている以上とても重要です。しかし、同じ目標に向かって走る仲間だという側面もあります。
我々ファンは、ただ記録や順位だけを見ているわけではありません。性格なんか知る由もありませんが、どんな練習してきたかとか、走りの内容ったり、走り方などなど。まそこは色々ですけど、そういうところも含めて見ているわけで。アフリカの選手が、ドリンクを分け合う場面は比較的多くみます。スポーツマンシップということではするべきことでしょうし、当たり前なのかもしれませんが、1秒を争うような、一枠を競う状況でその当たり前ができるのは素晴らしいことです。こういった姿勢を見習いたいものです。