インフルエンザの検査
インフルエンザの検査の時に鼻をグリグリされるのが嫌な方は多いでしょう。もちろん好きな人はいませんよね。
そこで、当院ではこの度「nodoca(ノドカ)」を導入しました。咽頭(のど)の画像を撮ることでインフルエンザの診断ができるという機器です。要はグリグリしなくてよいということです。人によっては舌を押さえますのでちょっとオエっとなるかもしれませんが、グリグリに比べればきつくないと思います。
もちろん診断に際し100%正確にというわけにはいきません。が、これはグリグリでも同じこと。ちょっとでも楽な方がいいなと思う方はどうぞ。
それに、この機器では症状が出てから早いほうが陽性の判定が出やすいという特徴があるので、今朝からの発熱など、今までなら出にくかった時期でも診断がつきやすいというのはおもしろいところでしょうか。早めの治療ができるのはいいかも。
反対に、3日~4日経過してからはグリグリとさほど変わらない、若干グリグリのほうが陽性の診断がつきやすいかもしれません。
ちなみに現時点ではCOVID-19(新型コロナ)についてはまだ検査できません。そのうちできるようになるそうなので期待大ですね。
少しでも苦痛の少ない方法をこれからも採用していきたいと思っています。こんなのあればというのもお聞かせいただくと参考になります。たまにはそういう建設的なお話ができるといですね。