宇都宮ブレックス、Bリーグ3度目の優勝ということで、本当におめでとうございます。
さすが、リーグ最高勝率のチーム。スキのない素晴らしいチームだと思います。
とはいえ私、琉球ゴールデンキングスのファンですので、まあ悔しい気持ちも当然あります。日頃はヴォルターズをもちろん応援しておりますが、初めてプロバスケをみたのがキングスでしたから。
アルマの3点プレイ。最後までもしかしたらを思わせてくれましたね。
レギュラーシーズンでも同じような場面はありました。あの時もアルマだったかなと思います。それこそ3点フリースローですべて入ればという状況でしたが。しかし、あの場面で3本揃えるのは、いくらプロでも至難の業でしょう。あれを入れなかったから負けたのではない。わずかに宇都宮が上回っただけだろうと思います。最後の1プレイまで気を抜かなかった、ブロックにいったブレックスの選手をほめるべきでしょう。
アルマも3本目そこに外すか!という絶妙な外しで最後はエースのローが決めるんではと、オーバータイムも!と本当にギリギリまで楽しめました。
決勝戦の第3戦に相応しい熱戦でしたね。
第2戦は途中から荒川が当たりましたし、3戦目は比江島が当たったと。あれくらいのチーム同士の試合ですから、何か1個とびぬけないと、勝負は決まらないでしょう。
とはいえとはいえ、キングス。今年は、アジアでの戦い。天皇杯優勝。キツキツの日程の中、ミスターキングスの岸本の最終盤での離脱、チャンピオンシップ準決勝の大激戦、更に決勝は3戦目までと、まあどう考えても体力的にも精神的にも大変なシーズンであっただろうと思います。それでも、最後には勝ち切るんじゃないか、キングスなら劣勢でも、どうにかできるんじゃないか。そんな期待とワクワクを毎試合感じておりました。
新規・移籍組も見事にチームにフィットしたのも大きかったでしょう。特指からの脇選手はもちろん、伊藤選手、途中加入の平良選手。素晴らしいインパクトを残してくれました。
言えばキリがなく、優勝できたのかできなかったのか、それは選手・チームにとっては天と地の差があるでしょう。しかし、それでもキングスが素晴らしい試合をみせてくれることで、遠い熊本の中年の気分が良くなったのは間違いない。
これでシーズン全て終了しました。気が早いですが、来シーズンどうなるでしょう。現行のリーグ体制最後です。どうなっても、良い試合を期待しましょう。