都道府県対抗女子駅伝
ようやく録画をみることができました。今年も素晴らしかった。さすがオールスター。どこをいえばいいのかわからないくらい。
まず1区は五島選手でしょう。震災、被災地の石川代表として見事な走り。最終的には43位という結果でしたが、色々なことで満足に練習もできなかったでしょうし、精神的にもつらい中でそれでも最後までタスキを繋ぐことができたわけで。競技場に石川代表が入ってきた時の会場の雰囲気が全てを物語っていたのではないかと思います。まだまだ苦難の連続ですが、必ず良くなると信じて進むしかないと思います。
2区の田中さんはもうさすが。あの区間はというかどの区間もなんですが、トップ選手が入り乱れて、テレビ中継されていないところでもおもしろいんですよね。山本有真さんは下位でリズム作りにくいながら区間2位ですし、日体大保坂さん、順天堂小暮さんは力通りの走りでした。ドルーリーさんは期待されるのはわかるんですが、周りが騒ぎすぎでしょう。まだ高校1年生ですから。でも初めから全力で突っ込む姿はペース配分だのなんだのはありますが、若さが出ていていいのではないでしょうか。結果区間5位ですからまあ、今後ケガがなければ間違いなくトップ選手になるでしょう。というかなってほしいです。例えば廣中さんも高校生からすごかったですが、長崎商業高校自体はそこそこだったので(諫早が速いだけですけど)むしろそれがよかったのかもしれません。ドルーリーさんは津山高校という普通の県立高校なので、なんとなくそれがいい方に働いてほしいですね。大学・社会人も多い中で区間5位はとんでもない。熊本の林田さんは安定した走りで安心できます。結構、高校生が上位に入っているのはこれから楽しみです。
我らが尾方唯莉は伝え聞いた話では最初ツッコミすぎたそうですが、まあらしさでしょうか。今年は最終学年なので山崎さん、斎藤さんと共に名城を破ってほしいですね。といっても高い壁ですが。
最終区はもう小海さんでしょう。区間賞は川村さんでしたが、勝負所を押さえた走りで見事優勝。川村さんは夕所のためにゃ突っ込むしかないので、十分仕事は果たしたといえるのでは。1万メートルの記録からすれば小海さんの方が1分程度速いわけで、もう十分。しかし、後半上げてきて結局首位に絡むのはさすが京都でしたね。郷土代表の矢田さん、かなりいい走りでした。新谷さん、鈴木さんはスピード練習できていないはずなのにね。貫禄ですな。筒井さんはトラックの入ってからの走りはえらいなもんでしたね。もうちょっと距離があれば面白かったかもと思うくらい勢いよかったです。菅田さん、市田さんが区間上位だったのもうれしいですけど、個人的には。最終10区を高校生が走っていましたが、高校生で10㎞を本番で走ることはないですから貴重な経験ですね。たいしたもんです。
次は男子ですね。今年度最後かな大きな大会は。難しいかもしれませんけど、全員万全の体調で臨んでほしいです。